平成16年第5回12月定例会 平成16年第5回
香芝市議会定例会会議録1
招集年月日 平成16年12月8日2
招集場所 本市役所5階議場3
出席議員 (19名) 1番 橋 本 元 秀 君 2番 小 西 高 吉 君 3番 西 浦 秋 男 君 4番 河 杉 博 之 君 5番 北 川 重 信 君 6番 芦 高 省 五 君 7番 竹 下 正 志 君 8番 細 井 宏 純 君 9番 黒 松 康 至 君 10番 中 川 廣 美 君 11番 長谷川 翠 君 13番 角 田 博 文 君 14番 藤 本 みや子 君 15番 萬 慶 芳 貞 君 16番 清 水 一 雄 君 17番 高 谷 廣 君 18番 田 中 信 好 君 19番 田 中 保 君 20番 長谷川 芳 治 君4
欠席議員 な し5
地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。 市長 先 山 昭 夫 助役 岡 田 紀 郎 収入役 奥 山 誠 次 教育長 山 田 勝 治
企画調整部長 大 村 弘
総務部長 梅 田 善 久
市民生活部長 吉 田 治
保健福祉部長 奥 野 喜 弘
都市整備部長 野 村 日出夫
産業建設部長兼
公園道路維持課長事務取扱 福 田 芳 光
教育委員会事務局長 水道局長 吉 田 博 昭 山 田 順 久6 会議の記録・書記は、次のとおりである。
議会事務局長 和 田 善 雄 〃 書記 東 谷 静 一7 会議の事件は、次のとおりである。 議第47号 香芝市
公告式条例の一部を改正することについて 議第48号 香芝市税条例の一部を改正することについて 議第49号 平成16年度香芝市
一般会計補正予算(第2号)について 議第50号 平成16年度香芝市
老人保健特別会計補正予算(第2号)について 議第51号 奈良県
市町村会館管理組合を組織する市町村の変更について 議第52号 奈良県
市町村会館管理組合を組織する市町村の変更について 議第53号
葛城広域行政事務組合規約の一部を改正することについて 議第54号
奈良広域水質検査センター組合を組織する市町村の変更及び
奈良広域水質検査センター組合規約の一部を改正することについて 議第55号
香芝市営火葬場リフレッシュ工事請負変更契約の締結について 諮第4号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 諮第5号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 意見書第6号
郵政事業の民営化に反対を求める意見書(案) 意見書第7号
人権侵害救済法の
早期制定を求める意見書(案) 決議第2号 交通安全に関する決議(案)8 議長は、
会議録署名議員に次の者を指名した。 5番 北 川 重 信 君 6番 芦 高 省 五 君 7番 竹 下 正 志 君 開会 午前11時18分
○議長(高谷廣君) おはようございます。 本日第5回
香芝市議会定例会が招集されましたところ、
議員諸公には何かとご多用の中、ご出席をいただきましてありがとうございます。 今議会に予定をされております案件につきまして、これから審議をするわけでございますが、スムーズに進行できますよう、
議員皆さんの格段のご協力をよろしくお願いを申し上げまして、開会の
あいさつといたします。 なお、このたび
田中保議員が、秋の褒賞におきまして
地方自治功労として
藍綬褒章を受賞されましたので、ここで報告を申し上げます。まことにおめでとうございます。 続きまして、市長より
招集あいさつをお受けいたします。
◎市長(
先山昭夫君) 皆さんあらためましておはようございます。 今年も残すところあと20日余りとなりまして、まさに時の速さを感じておるところでございます。 本日平成16年第5回の12
月定例市議会を招集させていただきましたところ、師走に入りまして
議員各位には何かとお忙しい中でございますが、ご出席を賜りましてまことにありがとうございます。 ご承知のように、過日国におきましては、難航いたしておりました国と地方の税財政を見直す
三位一体改革をめぐる調整がつきまして、今回まとまった全体像をもとに、来年度
予算編成の作業を本格化させているところでございますが、本改革の全体像につきましては、なお暫定的な措置や、また先送り、検討を要する項目もございまして、来年度に
いくら国から地方に税源が移譲されるかということにつきましては、いまだに未確定、不
確定部分が数多くあるわけでございます。こうした中にございまして、本市におきましても
一般財源の中心であります、また歳入の根幹でもございます税収の伸びが非常に伸び悩んでおりまして、それに加えまして
三位一体改革に伴う大幅な
地方交付税の減額が予想されるわけでございます。そんな意味でも、かってない厳しい
財政状況の中で、現在来年度の
予算編成に、遅まきながらでございますけれども、取り組んでおるところでございます。 こうした地方の厳しい時代を迎えておるわけでございますが、
予算編成に当たりましては、今までにないような徹底した経費の削減と予算の重点化、さらには効率化を強力に進めてまいりまして、
皆さん方のご理解とご協力を求めながら、
青年都市として常に活力を失うことなく、最善の努力、また知恵を絞りながら前向きにこれからの香芝市の
飛躍発展を願って、より一層努力を重ねてまいりたいと思っておるところでございます。 どうか
皆さん方には厳しい状況の中ではございますけれども、21世紀にふさわしい魅力ある
まちづくりのために絶大なるご支援とご協力、お力添えを心からお願いを申し上げる次第でございます。 なお、本定例会におきましては、
人権擁護委員の推薦並びに16年度
一般会計補正予算、そして
条例規約の一部改正、
工事請負契約変更の11議案につきまして13日間にわたりましてご審議をお願いするわけでございますが、いずれも慎重にご審議を賜りまして、
原案承認、可決賜りますようお願いを申し上げまして、開会に当たりましてのお願いとご
あいさつといたします。 どうぞよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。
○議長(高谷廣君) 直ちに本日の会議を開きます。
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△日程1
会議録署名議員指名
○議長(高谷廣君)
署名議員でございますが、議長より指名させていただいてご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、5番
北川重信君、6番芦高省五君、7番
竹下正志君にお願いをいたします。
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△日程2 会期・
議事日程の決定(
議会運営委員長報告)
○議長(高谷廣君) 日程に従いまして、本定例会の会期及び日程を議題といたします。
議会運営委員会で会期及び日程についてご審議を願っておりますので、
議会運営委員長から報告を求めます。
清水委員長。
◆
議会運営委員長(
清水一雄君) おはようございます。 先ほど来、開会前に
運営委員会を持たせていただき、大体決めさせていただいたことを報告申し上げます。 まず、きょうの日程でございますが、まず、今回の
会期日程でございます。 本日8日より20日までの13日間と決定したいと思います。 それから、本日の日程に入りますが、議長諸報告が終わって、
総務文教委員長報告、発議第3号、発議第4号の結果報告でございます。5番目には
スポーツ公園建設特別委員長報告。6番目に
都市計画特別委員長報告。7番目に
市長行政報告。8番目に
議案一括上程。9番、諮第4号。10番、諮第5号。11番、
提案理由説明。12番、
総括質疑。13、
委員会付託。14番、意見書第6号。15番、意見書第7号。16、決議第2号という順序で、きょうの日程を決定させていただきましたが、後で議長のお諮りによって皆さんのご賛同をよろしくお願い申し上げます。 では、報告を終わります。 失礼いたしました。
報告漏れがございます。
一般質問の順位でございますが、通告の順位で行いたいと思いますので、一番最初に通告された方が一番最初、一番後の方が一番後という、こういう順序で
一般質問を行いたいと思います。よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。失礼しました。
○議長(高谷廣君) ただいまの
議会運営委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 ただいま
議会運営委員長から報告ありましたとおり、本定例会の会期は本日8日から20日まで13日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、
議会運営委員長報告とおり、本定例会の会期は12月8日、本日より12月20日までの13日間と決します。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配布の
議事日程(案)のとおり、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、お手元の日程とおり、本日の
議事日程とすることに決します。
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△日程3 議長諸報告
○議長(高谷廣君) 諸般の報告をいたします。 監査及び
現金出納検査の結果報告が来ておりますので、その写しをお手元まで配布いたしておりますから、ご了承を願います。 次に、議員の派遣でございますが、
香芝市議会会議規則第161条第1項ただし書きの規定によりまして、10月5日、6日開催の奈良県
市議会議長会海外都市視察研修に、11月9日開催の奈良県
市議会議長会、
角田博文議員を派遣いたしましたので、報告をいたします。 また、さきの6月議会で
議員派遣について議決をいただきました
田中保議員の
海外都市行政視察につきましては、取りやめの願いが出ていますので、ご報告を申し上げます。 また、さきの9月議会で
議員派遣について議決を行いました議員全体研修について、閉会中に視察を実施しましたので、その結果報告をお手元まで配布しておりますから、ご了承を願います。
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△日程4
総務文教委員長報告(発議第3号・発議第4号)
○議長(高谷廣君) 日程に従いまして、
総務文教委員会に付託し
継続審査となっております発議第3号、発議第4号について
総務文教委員長から報告を求めます。
黒松総務文教委員長。
◆
総務文教委員長(
黒松康至君) 皆さんおはようございます。 ただいま議長のお許しをいただきましたので、
総務文教委員会を代表いたしましてご報告させていただきます。 当委員会は、去る9月7日
定例議会において付託を受け、
継続審査となっておりました発議第3号、発議第4号を案件として、11月25日に1名欠席のもと開会いたしましたので、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 発議第3号香芝市
政治倫理条例の一部を改正することについてと発議第4号香芝市
政治倫理条例の一部を改正することについてを
一括議題とし、直ちに質疑に入りました。 委員から、条例の一部改正は憲法や法律を超えるような内容であるように思う。このことから法的に適当ではないと思うが、どうかと質され、提案者から、上位法を超えるような条例であればいけないと思うとの答弁がありました。 また、委員から、
民主主義は公平に選挙に立候補できることが原則である。今回の改正において、選挙に立候補する場合、親や同居の兄弟が抵触する状況で仕事をしているときは、仕事をやめなければならないのではないかと質され、提案者から、選挙には立候補できるが、父母や子供は仕事をやめなければいけない。大変厳しいと思うが、議員になれば民間の仕事のみをしてもらうようにしていただきたいとの答弁がありました。 委員から、本人が立候補すれば、仕事をやめればいいということではなく、一親等の人が仕事をしている場合、その人の仕事を奪うことになり、仕事の制限になるのではないかと質され、提案者から、立候補は本人も兄弟もできるが、香芝市の仕事は受けないで民間の仕事を受ければいいと思うとの答弁がありました。この答弁に対し、委員から、一親等の者が
公共事業を受けた場合、その事業をやめなければならないのかと質され、提案者から、一親等や同居の親族が
公共事業を受けるのは、選挙の告示の日まではいいが、それ以降は一切受けてはいけないと思うとの答弁がありました。この答弁に対し、委員から、仕事をやめなければならない者の
失業対策についてはどうかと質され、提案者から、生活が大変になると思うが、仕事ができない覚悟で立候補してもらいたいとの答弁がありました。 委員から、発議第4号の施行が4月1日であれば、3月中に工事を請けた場合はどうなるのかと質され、提案者から、そのまま仕事ができると思うとの答弁がありました。 委員から、条例は憲法や法を超えるようなものは適正ではないが、発議第3号の市長及び議員はその施設での一切の営業及び
販売行為をしてはならないということは、
日本国憲法第19条、思想及び良心の自由、第21条、集会、結社、表現の自由、第23条、学問の自由に抵触するのではないか、また、本市の
庁舎管理規則第11条に、庁舎においての
禁止行為の規定があり、発議第3号には当たらないのではないかと質され、提案者から、議員が庁舎内で物を販売することはふさわしくないと思って提案しているとの答弁がありました。 ここで
議事整理のため休憩をとり、再開後質疑を打ち切り、休憩中に発議第3号及び発議第4号について
取り下げの
申し出書が提出されましたので、それぞれの提案者から
取り下げ理由の説明を受けた後、お諮りしたところ、発議第3号及び発議第4号の
取り下げについて承認することに決しました。 以上で当委員会に付託を受けました案件についての審査の経過と結果についてご報告を終わりますが、私の
報告漏れ等ございましたら、
所属委員の
補足説明をよろしくお願い申し上げます。 終わります。
○議長(高谷廣君) ただいまの
委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 ここでお諮りします。 ただいま
総務文教委員長報告にございましたように、去る9月7日に
中川廣美君から提出されました発議第3号香芝市
政治倫理条例の一部を改正することについて及び
藤本みや子君から提出されました発議第4号香芝市
政治倫理条例の一部を改正することについて、撤回の申し出がありました。 この際、発議第3号撤回の件について及び発議第4号の撤回の件について、日程を追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、発議第3号撤回の件について及び発議第4号撤回の件についてを日程に追加し、直ちに議題とすることにいたします。 まず、
中川廣美君から発議第3号の撤回の件について、
理由説明を求めます。 10番
中川議員。
◆10番(
中川廣美君) 発議第3号を撤回したいと思います。
撤回理由として、審査の経過を踏まえ、種々検討いたしました結果、
取り下げることにいたしました。どうかよろしくお願いします。
○議長(高谷廣君) お諮りします。 ただいま説明のありました発議第3号撤回の件について承認することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、発議第3号撤回の件については承認することに決します。 続きまして、
藤本みや子君から発議第4号の撤回の件についての
理由説明を求めます。 14番藤本君。
◆14番(
藤本みや子君) 発議第4号香芝市
政治倫理条例の一部を改正することについてでございますが、
審議経過を踏まえまして、種々検討いたしました結果、
取り下げることにいたしました。よろしくお願いいたします。
○議長(高谷廣君) お諮りします。 ただいま説明のありました発議第4号撤回の件について承認することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、発議第4号撤回の件については承認することに決します。 暫時休憩します。 午前11時42分 休憩 午後1時37分 再開
○議長(高谷廣君) 休憩を閉じて再開いたします。
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△日程5
スポーツ公園建設特別委員長報告
○議長(高谷廣君) 続いて、日程に従いまして
スポーツ公園建設特別委員長から報告を求めます。 1番
橋本委員長。
◆
スポーツ公園建設特別委員長(
橋本元秀君) ただいま議長のお許しを得ましたので、
スポーツ公園建設特別委員会の審査の経過と内容について、委員会を代表してご報告申し上げます。 当委員会は、去る11月19日に
スポーツ公園建設についてを案件とし、1名欠席のもと開会いたしまして、前回の委員会から今日までの事業の経過と今後の取り組みについて、理事者から資料に基づき報告を受けた後、その報告に対して、委員から
用地確定の件に対して88名中63名が捺印し、その人を対象にした9月17日の説明会では、65名の対象者中29名の参加があったということかと質され、理事者から、昨年度、
境界測量を実施したのが88名で、その
確定図面に捺印いただいた数が63名である。9月17日の説明会での参加者の数は
測量計画区域内は共有物件、隣接地もあり、
認可区域地権者の件数と考えてもらいたいとの答弁がありました。 また、委員から、国の厳しい
財政状況のこの時期に、約100億円の事業をすることはどうか、今後の事業の進め方について質され、理事者から、たしかに国の財政は厳しい状況である。しかし、前回までの委員会で説明しているように、
事業延長もあるかもしれないが、何とか進めていくとの答弁がありました。 委員から、
境界確定の印を押さない人がいるのは、納得していない人がいるということだが、88名のうち印を押した人が63名である理由について質され、理事者から、以前に境界の確定をして合意があり、今回それに基づき復元をしたが、その結果が個人的な認識の違いで捺印してもらうのがおくれている。法務局に届けられた内容もあるので、いずれは解決できると思うとの答弁がありました。 また、委員から、土地の
買収予算を組んでいるが、その見込みについて質され、理事者から、
面積確定は今回の13.3ヘクタールのうち約8割ができた。
用地買収は年次的に3年から5年の期間で考えており、計画の中で優先度を決め取り組んでいく。今年度と来年度は
用地確定をした部分から行うようだが、その間に残りの部分を解決していくとの答弁がありました。 委員から、土地の鑑定は2社で
行い価格を決め買収を行うが、買収の
基本方針について質され、理事者から、鑑定ができ次第、
用地取得等検討委員会で他の売買事例を踏まえ、価格の決定をお願いする。地権者からは格差のないように要望があり、
事業期間が長くなるので適切に対応していくとの答弁がありました。 また、委員から、買収について次の委員会までにどのように対応するのかと質され、理事者から、今後鑑定が出れば、
用地取得等検討委員会で
買収価格の決定をし、その報告は委員長と調整し行うとの答弁に対し、委員から、経過と結果を次回の委員会に報告してから買収に入ってもらいたいとの要望がありました。 委員から、今年度の買収の予算について質され、理事者から、9,000万円であるとの答弁がありました。 委員から、
スポーツ公園が完成し市民が利用する中で、今後香芝市も
高齢者比率は高くなるが、高齢者や
障害者等も含め健康、生きがい、ふれあい等をどのように考えているかと質され、理事者から、13.3ヘクタールの計画は昨年の
基本設計に基づいて行い、今後の
詳細設計で十分検討する。特に各施設間の
アクセス等は
バリアフリー化の対策を考えるとの答弁がありました。 委員から、
スポーツ公園はどのような人を対象にしているのかと質され、理事者から、
基本設計でもすべての人が楽しめる施設という前提で取り組んでいるとの答弁がありました。 委員から、高齢者は、遠いところに
スポーツ施設をつくるより近くで高齢者が利用できる施設をつくってもらいたいとの要望があった。この
スポーツ公園は若い人を対象にしており、高齢者には別の施設をつくるということでしていかないと、反対が起こるのではないかとの意見がありました。 委員から、目的と効果について質され、理事者から、現在我が国の複雑な社会情勢の中で、市民の方々の
スポーツを通じた楽しみ、健康、交流等に取り組み、施設に生かしていくという構想であるとの答弁がありました。 委員から、
生活弱者の高齢者、障害者の方を含めたすべての方に利用できる
スポーツ公園施設の配慮はどうかと質され、理事者から、
スポーツ公園の全体計画は今回第1期の13.3ヘクタールの計画を進めるが、全体施設は多
目的競技場、野球場、
テニスコート、
武道館等があり、これらは若者的な施設かもしれないが、緑に楽しむ
自然公園施設もあり、高齢者から子供まで、すべての人が楽しめる施設として進める。また、アクセスは車がないと施設へは来られないおそれがあるので、すべての方が
スポーツ公園を利用できるよう検討するとの答弁がありました。 委員から、国の
財政事情が厳しく、今回13.3ヘクタールの計画が出てきたが、国は事業を縮小するように言っているのか、または2校区に分けるように言っているのか、また、
用地買収は全体を施行する自信があるのかと質され、理事者から、国の
予算状況は8%のシーリングの予定である。県への配分で市への配分が変わり、補助金は縮小傾向である。当初は全体の計画を施工するように予定していたが、工期が長期にわたり
事業成果が出ないので、
事業認可区域の分割をした。第1期工区の13.3ヘクタールは平成21年度を完了年度の目標としているが、
用地取得費が確定すれば見積もりもできるので施設等の計画も確実なものを立てられる。第2期工区は第1期工区の後半には並行して検討していくとの答弁がありました。 委員から、とりあえず全体の用地を買収し造成して準備すればよいのではないか。半分だけ先にするのは事業を進める上でどうかと質され、理事者から、今回の13.3ヘクタールの事業の概算は43億円で用地費は20億円を見込んでいる。その
事業ベースでは国や県の見込みでは長期化し、全体の23.7ヘクタールでは、より以上の長期化するので、短期間で成果が出るように優先する施設を取り組むことが適切と考えているとの答弁がありました。 委員から、懸念されていることは、過去に
総合運動公園事業でプールができただけという例もあったことによると思う。
スポーツ公園は高齢者や障害者の方も集えるような施設を検討してもらいたいとの要望がありました。 以上で
スポーツ公園建設特別委員会の審査の内容についての報告を終わりますが、私の
報告漏れ等がございましたら、
所属委員各位の
補足説明をよろしくお願い申し上げます。 以上です。
○議長(高谷廣君) ただいまの
委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。
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△日程6
都市計画特別委員長報告
○議長(高谷廣君) 日程に従いまして、都市計画特別委員長から報告を求めます。 7番竹下委員長。
◆都市計画特別委員長(
竹下正志君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、都市計画特別委員会の審査の経過と内容につきまして、委員会を代表してご報告を申し上げます。 当委員会は、去る11月26日、都市計画についてを案件とし、1名欠席のもと開催をいたしまして、五位堂駅前北第二土地区画整理事業の事業計画の第2回目の変更について、理事者から資料に基づき報告を受けた後、委員から、五位堂駅前北第二土地区画整理事業の通常補助金と臨時交付金の割合をどのように考えているのかと質され、理事者から、現在、通常補助金と臨時交付金については国土交通省から1対9を目指して比率の見直しを図るように指示が出ている。本事業についても、既に支出している分もあるので、今回この比率のもとに精査を行ったものであるとの答弁がありました。 委員から、この補助金は区画整理事業全体の補助金かと質され、理事者から、この通常補助金及び臨時交付金の基本事業費は、区画整理区域内に予定をしている五ヶ所五位堂線の用地費及び築造費であるとの答えがありました。 委員から、通常補助金と臨時交付金の国の負担率は幾らかと質され、理事者から、通常補助金は50%、臨時交付金は55%であるとの答弁がありました。 新葛下川の整備完了後の旧葛下川用地の土地利用計画について質され、理事者から、区画整理地区域内の旧葛下川用地については換地になるとの答弁がありました。 委員から、河川を宅地にすれば、水はけが悪い土地となるのではないか。宅地ではなく、歩道等に利用する計画はないのかと質され、理事者から、区画整理区域内については新河川ができるので、現河川は土地利用計画では宅地となる。地元からは河川敷の幅員を抑えて土地の有効利用を図るよう要望があるけれども、県管理の河川であり、県とも十分協議を行った上で取り組んでいきたいとの答えがありました。 委員から、旧葛下川用地の区画整理区域内の宅地の排水はどのように考えているのかと質され、理事者から、個々の宅地については区画整理事業の中で下水道の整備事業を行い、排水のために必要となる水路等についても現在整備中である。排水等については、工事事業計画の中で新河川に放流する、また、下水管については公共下水道管に接続するといった方法を進めているとの答えがありました。 委員から、旧葛下川用地の跡地については、宅地だけでなく、歩道や景観整備のための用地として利用できるように残しておけばいいのではないかという意見がありました。 また、委員から、基本事業費の変更原因の一つである建物補償費について、当初計画の査定となぜ違いが生じたのかと質され、理事者から、当初の査定は外観だけで行ったものであり、今回建物の中に入って現実調査を行った結果、そごが出てきたものであるとの答弁がありました。 委員から、当初の査定と、どの部分がどれくらい変わったのか、具体的に例を挙げて説明してもらいたいと質され、理事者から、当初の事業計画の見積もり時点から戸数総数の変更はないが、移転が必要でなかったものが必要となったり、必要な物件が必要でなくなったりといった理由等から差額が生じた。また、当初の事業計画の際の査定は家屋の中に入り行ったものでなく、今回、現実調査を行った結果、実際には材質が全く異なる高価なものであったという例もあるとの答えがありました。 委員から、五位堂第2土地区画整理事業区域は商業地域に指定されているが、現在宅地開発のためにだけ区画整理が進められている。商業施設の誘致等についての考えを質され、理事者から、五位堂第二土地区画整理事業の事業計画としては、住居地域という用途地域の中で事業計画を作成している。現段階においては住居という形で進んでいるという状況である。また、五位堂駅前で商業業務施設の活性化についても計画しているが、これは五位堂駅前第一区画整理事業のエリアとなっており、商工会と一体となった整理が必要であるだろうということで調整を図ってきたけれども、今のような時代の背景から断念せざるを得ないというのが現状であるとの答弁がありました。 委員から、商業地域は第1地区から第2地区にまたがっている。宅地として整備が終わってから商業地にするというようなことはできない。その点についてどのように考えるのかと質され、第1地域については商業地域、商業ゾーンとして位置づけして進めているけれども、第2地域についても地域の利便性や活性化というような観点から、大規模ではなくとも地域環境にふさわしい住居地域だけではなく、第1地域と関連性を持って用途の見直しも必要であると考えている。これについては、早い時期に計画を内部的に検討を行い、打ち出したいと考えているとの答えがありました。 委員から、事業スケジュールの見込みについて質され、理事者から、スケジュールについては、なかなか厳しいものがあり、今後再検討をしなければならないと考えているが、できる限り現事業計画に沿った形で努力しているとの答えがありました。 委員から、旧葛下川用地の跡地の一部については通学路にしてもらいたいという要望が出ていたと思うけれども、この件について検討はしているのかと質され、理事者から、要望に沿った方向で進めていくように関係機関とも協議中であるとの答えがございました。 委員から、五ヶ所五位堂線が近鉄大阪線を越えるのは、まだまだ先のことだと思うが、漫然と道路を通すことによって、五位堂駅南側の近鉄大阪線跨線橋の通行量だけが多くなるのではないかという懸念を持つけれども、この件についてはどうかと質され、理事者から、五ヶ所五位堂線が近鉄大阪線の跨線橋ができた後の第1地区、第2地区との整合性については、区画整理事業として国道を含め3カ所において第1地区の通過交通について検討をしているけれども、今後外部からの流入台数等も精査して検討も加えていくとの答弁がありました。 以上で報告により質疑を打ち切り、都市計画全般についてお諮りし、委員から、住みやすい
まちづくりを行うためには、まず道路の欠陥個所を綿密に調査して、まず、生活の支障のある危険な道路を整備した後、都市計画道路のような通り抜けの道路を整備するといった順序で進めてもらいたい。また、道路の拡幅の際に、円形カーブをわざわざ角を立てたような道路工事の工法が見られるけれども、今後は適正な工事を行うように業者指導を徹底してもらいたいとの要望がありました。 委員から、旭ヶ丘の賦課金問題の現在の状況についてを質され、理事者から、旭ヶ丘土地区画整理事業については、換地処分、保留地の維持管理及び事務所等の経費として6億円が見込まれることから、その捻出方法について役員会及び総代会において検討され、その結果、昨年の4月に仮換地決定時の権利者から、坪当たり5,000円の事業協力金を徴収されたが、その後の協力金の納付状況は芳しいものではなかった。そのため、役員会において経費を公平かつ迅速に集金するため、協力金を賦課金に変更せざるを得ないとの結論に達し、そのことを総代会に付議し、昨年10月に議決をされた。賦課金徴収のための取扱細則を役員会で本年1月、総代会で2月に承認され、4月及び6月に権利者に対する説明会が行われ、8月26日に賦課金徴収通知書が発送された。10月末現在で約3億5,000万円の入金がなされている。また、約125億円の銀行からの借り入れ、そのうち保留地処分金との差し引き約110億円の不足金の対応については、今までの方法では何ら進展が望めないため、公平な機関による仲介により解決を図るべく、本年2月に奈良簡易裁判所に特定調停の申し入れが行われた。現在までに6回の調停が行われており、特定調停に関する説明会も平成16年6月と10月に行われている。現在の特定調停の内容については、組合がどこまでの負担が賦課金として可能かを提案するよう調停委員会より求められ、その検討が現在、役員会及び総代会でなされている状況であるとの報告がありました。 以上で都市計画特別委員会の審査の内容について報告を終わりますが、私の
報告漏れ等ございましたら、委員の補足をよろしくお願いをいたします。 終わります。
○議長(高谷廣君) ただいまの
委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 以上をもって
委員長報告を終わります。
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△日程7
市長行政報告
○議長(高谷廣君) 続いて、日程に従いまして、市長の行政報告をお受けいたします。 先山市長。
◎市長(
先山昭夫君) 失礼いたします。さきの9月の定例市議会から3カ月が経過いたしましたので、この間の主な事項につきましてご報告をいたします。 まず、企画調整関係でございますが、防災施策についてであります。 10月23日に発生いたしました新潟県中越地震、また本年相次ぎました台風、豪雨による被災された方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い現地の復興をお祈りを申し上げたいと思います。 11月末日までの期間、庁舎をはじめ市内公共施設に災害義援金の募金箱を設置しておりましたが、被災地の
皆さん方に香芝市民のお見舞いの気持ちといたしましてお届けしたいと考えております。 本市におきましても、本年9月に紀伊半島沖地震で震度3.4の揺れを続けて観測いたしました。改めて市全体といたしまして、あらゆる災害に備えた地域防災力の強化に全力を注いでまいりたいと考えているところでございます。 次に、11月7日に開催をいたしました「香芝ふれあいフェスタ」については、絶好の秋晴れの好天にも恵まれまして、市内外より例年にも増して多くの
皆さん方が訪れていただくことができました。あらゆる世代の人々がふれあい、香芝市を体感していただくことができ、香芝市の「市民祭り」として市民の間にもすっかり定着したものと考えております。 次に、男女共同参画の推進については、配偶者暴力防止法の改正法がこの12月2日に施行されました。本市におきましては、ことし9月から男女共同参画推進に資する市民団体、グループの募集を行っているところでございますが、男女共同参画の問題は市民生活に深くかかわる問題であり、市全体が一体となって進めることが求められております。市民の皆さんをはじめ地域団体等と連携のもと、ネットワークを構築いたしまして、女性に対する暴力など、男女共同参画を妨げている要因解消に努めてまいりたいと考えております。 次に、情報推進についてであります。 本市が保有する個人情報をはじめとする重要な行政情報等の情報資産へのさまざまな脅威に的確に対応するため、情報セキュリティ対策を総合的に整備し運用することが必要であることから、その基本的な指針となる情報セキュリティポリシーを策定する準備を進めております。 次に、総務関係でございます。 地域安全につきましては11月24日、県、市町村、県民及び事業者等が連携のもと、犯罪による被害を防止し、犯罪が起こりにくい安全で安心して暮らせる奈良県づくりを目指した県民運動を展開し、県民等が犯罪に遭うことのない、「世界に誇れる安全安心の奈良県」を創造することを目的とした「安全やまと
まちづくり県民会議」の設立総会が開催されました。 本市におきましては、犯罪被害に遭いにくい市域の形状、防犯環境整備の推進、女性、高齢者を守る取り組みの推進、子供と青少年の非行及び被害を防止する対策の推進に全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。 次に、市民生活関係でございます。 市営火葬場リフレッシュ工事につきましては、現在増改築部分の内装仕上げに入り、火葬炉につきましては試運転調整を行い、鋭意施工いたしておるところでございますが、工事の一部変更が生じるため、株式会社奥村組奈良営業所と仮変更契約を締結いたしました。なお、この変更契約につきましては、本議会に提案させていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。 次に、保健福祉関係でございます。 任期満了によります民生児童委員の一斉改選につきましては、91名の委員が12月1日付で厚生労働大臣から委嘱をされまして、社会奉仕の精神をもって地域福祉に努めていただくことになりました。 また、介護保険制度につきましては、利用者の希望を尊重した総合的な介護サービスが安心して受けられる環境を整えるとともに、介護予防事業にも取り組んでまいりました。この介護予防事業の一環として、9月より、高齢者が日常生活を円滑に送るため身体機能の向上を目指して高齢者筋力トレーニング事業を実施をいたしております。今後も高齢者の必要に応じたきめ細かいサービスを適正、効率的に提供するとともに、介護予防事業につきましても、さらに充実してまいりたいと考えております。 次に、子育て支援関係については、次世代育成支援対策推進法に基づく「行動計画」の策定委員会を組織いたしました。公募委員4名を含めまして22名の委員の方々とともに、今年度末の策定を目指しまして内容を検討いたしております。今後は、行政と地域がそれぞれの役割を理解し連携しながら、子供たちが健やかに育ち、子育ての喜びを実感できる社会を実現するために、さまざまな立場からご意見を取りまとめているところでございます。 次に、都市整備関係でございます。 街路事業の磯壁新在家線につきましては、平成7年度より事業着手し、長きにわたりまして事業投資をしてまいりましたが、本年度最終工事の橋梁4径間の架設と道路照明基及び塗装工事、また国道168号の交差点工事も終了し、約80メートルの歩道工事を残すのみとなりました。平成17年4月1日の供用開始を目指しまして鋭意取り組んでおります。 また、先の議会で路線認定をしていただきました畑分川線及び尼寺関屋線につきましては、10月27日に地元6自治会に対する事業説明会も終えまして、早期完成を目指しまして始動いたしました。 次に、穴虫田尻線につきましては、本年度完成すべく、残り90メートルの道路建設工事を指名競争入札で株式会社昌和工業と契約を締結し、工事発注いたしました。 また、既に工事発注をいたしております中和幹線及び磯壁北今市線の工事につきましても順調に進捗しております。 次に、五位堂駅前北第二区画整理事業につきましては、平成16年度工事を施工中でございます。そして、そのうち山崎川築造工事につきましては、近鉄大阪線と近接する工事箇所を夜間工事として施工しておりますが、現在工事は順調に進捗いたしております。 次に、志都美駅前西土地区画整理事業につきましては、都市計画決定に伴う県及び警察との協議を現在進めております。また、市の財政負担の軽減化を図るとともに、補助金等を有効に活用するため、事業手法及び補助金等の導入について再検討を行っており、今後早期事業化を図るべく取り組んでまいりたいと存じます。 次に、
スポーツ公園事業につきましては、今年度の事業計画であります用地取得に向けて9月に
スポーツ公園の計画区域内の地権者全員を対象に説明会を開催させていただき、事業推進にご理解を求めました。さらに、現在、用地測量を実施いたしました
事業認可区域の地権者には、測量成果であります
用地確定図面の確認をお願いに伺っております。つきましては、図面の確認による用地の確定が完了いたしますと、用地取得に向けた実質的な取り組みを進めていくことになっておりますので、地権者に対しまして誠意ある対応をもって交渉に当たっていく所存でございます。 次に、公共下水道事業については、市民が健康で快適な文化生活を営むためには、下水道はなくてはならない事業であります。このことから、引き続き幹線管渠の延長工事及び枝線の面的整備の充実に努め、普及率の向上を図ってまいりたいと考えております。なお、11月末現在の普及率は49.7%となっております。 次に、産業建設関係でございますが、農業施策につきましては、今年度から米の生産調整が従来の「転作面積」を配分する方式から、「米をつくる量」を配分する方式に転換されました。このため各地元団体にご協力をいただきまして、米の生産量約947トンの割り当て量に対しまして、率にいたしまして115.9%を達成いたしました。 また、国におきまして生産調整に係る補助金体制を廃止し、各地域における農業の独自性を高める施策として、「産地づくり交付金」が設けられました。これを受け、本市におきましては、水田農業ビジョンを策定いたしまして、今年度から景観形成作物やソバ、みそ用大豆、小麦等の栽培をはじめといたしまして、産地づくり事業を推進し、地場産品の育成に取り組んでいるところでございます。 次に、国の委託事業であります統計調査の関係でございますが、本年9月から11月の3カ月間にわたりまして、市内37世帯のご協力を得て全国消費実態調査を実施いたしました。引き続き12月31日現在で工業統計調査の実施を予定いたしております。 次に、近鉄五位堂第1号踏切拡幅に伴う道路改良事業については、国の補助事業として取り組んでおりますが、市道10-13号線の国道165号と近鉄線の間の道路拡幅工事に間もなく着手をする予定であります。 次に、JR五位堂駅北側の駅への進入道路新設工事につきましては、現在工事が順調に進んでおり、平成16年12月末に完成予定でございます。 また、市道改良工事など計画的に実施し、快適な生活環境と秩序ある
まちづくりに努めてまいりたいと考えております。 県施工の葛下川改修事業については、今年度より河川改修工事と下田橋の改修工事に着手される予定であり、市といたしましても、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、教育関係でございます。 先月17日に奈良市立の小学校1年生の女子児童が連れ去られ、翌日の18日に平群町内において遺体で発見されるという痛ましい事件が発生をいたしました。本市の教育委員会では、常日ごろから園児・児童生徒の登下校時の安全確保につきまして指導を重ねているところでございますが、この事件を受けまして、より一層の安全確保を図るよう、臨時校長会、園長会を開き、指導の徹底を図ってきたところでございます。また、行政といたしましても防犯パトロールを実施するとともに、各自治会やPTA、また今年の3月に結成いたしました市内の情報ネットワークの方々、さらには「子ども110番の家」の設置者などに対しまして、子供の見守り活動に対する運動を展開し、安全安心な
まちづくりを推進するため、地域、学校、行政が一体となった取り組みを展開しているところでございます。 次に、来年度開園を目指しております(仮称)旭ヶ丘幼稚園につきましては、10月22日の起工式の後、本格的な建設工事に着手をし、予定どおり進捗をいたしております。また、入園募集に当たりましては、既に願書の申込みを行っており、定員280名のところ現在223名の申込みとなっているほか、開園に向けましての諸準備もPTAとの準備委員会を設置して、その準備を進めているところでございます。 平成15年度から用地取得を進めております尼寺廃寺跡整備事業につきましては、地権者の協力により順調に
用地買収が進んでおります。また、用地取得後の保存整備やその活用につきまして、市議会代表者、学識経験者、地元自治会長の10名で構成する「史跡尼寺廃寺跡整備検討会」を設置し、先月30日に第1回目の会議を開催したところでございます。 最後に、水道関係でございます。 上水道につきましては、事業の健全運営を図るため、常に経費の節減を図るとともに財源の確保に努めているところでございます。また、上水道の施設整備につきましては、老朽管整備事業及び送・配水管布設工事は順次設計、施工に取り組み、常に安全で良質な水の安定供給のために、より一層の努力を重ねております。 次に、11月7日に開催いたしました「香芝ふれあいフェスタ」におきましては、水道局としての出展とともに、本市の水源であります吉野川上流の川上村から本年度も「森と水の源流館」の出展参加を得まして、水に親しみ、水源の理解を得る場を提供し、多くの皆様方にご参加をいただきました。 地方分権、三位一体の改革など、行政を取り巻く環境は依然として厳しいものがありますが、市民の
皆さん方の信頼と期待にお応えすべく、職員ともども、さらに気を引き締め、全力を挙げて確かな市政運営に取り組んでまいる所存でございます。どうか
議員各位におかれましても、今後とも香芝の
まちづくりに対しましてお力添えを賜りますようお願いを申し上げまして行政報告といたします。 以上でございます。ありがとうございました。
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△日程8
議案一括上程
○議長(高谷廣君) 続いて、日程に従いまして、議案の一括上程をいたします。 事務局から議案の目次を朗読させます。 事務局長。
◎
議会事務局長(和田善雄君) 議第47号香芝市
公告式条例の一部を改正することについて。議第48号香芝市税条例の一部を改正することについて。議第49号平成16年度香芝市
一般会計補正予算(第2号)について。議第50号平成16年度香芝市
老人保健特別会計補正予算(第2号)について。議第51号奈良県
市町村会館管理組合を組織する市町村の変更について。議第52号奈良県
市町村会館管理組合を組織する市町村の変更について。議第53号
葛城広域行政事務組合規約の一部を改正することについて。議第54号
奈良広域水質検査センター組合を組織する市町村の変更及び
奈良広域水質検査センター組合規約の一部を改正することについて。議第55号
香芝市営火葬場リフレッシュ工事請負変更契約の締結について。 以上でございます。
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△日程9 諮第4号
○議長(高谷廣君) 日程に従いまして、諮第4号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 事務局長。
◎
議会事務局長(和田善雄君) 諮第4号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。 次の者を
人権擁護委員に推薦したいので、
人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。 平成16年12月8日提出。 香芝市長
先山昭夫。 住所、香芝市五位堂五丁目155番地の1。氏名、澤田順子。生年月日、昭和7年3月24日。 以上でございます。
○議長(高谷廣君) 理事者から議案の
提案理由説明を求めます。 市長。
◎市長(
先山昭夫君) ただいま提案なりました諮第4号
人権擁護委員の推薦につきまして意見を求めることにつきましての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、
人権擁護委員の澤田順子氏が平成17年2月28日付で任期満了となりますが、引き続き澤田順子氏を推薦いたしたく提案するものでございます。 本人は人格、識見高く、
人権擁護委員にふさわしい方でございます。どうか慎重ご審議の上、原案にご承認賜りますようお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(高谷廣君) ただいまの説明に対し質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 諮第4号について、簡易採決により、原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、諮第4号については原案のとおり承認いたします。
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△日程10 諮第5号
○議長(高谷廣君) 続いて、日程に従いまして、諮第5号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 事務局。
◎
議会事務局長(和田善雄君) 諮第5号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。 次の者を
人権擁護委員に推薦したいので、
人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。 平成16年12月8日提出。 香芝市長
先山昭夫。 住所、香芝市関屋北五丁目3番27号。氏名、山田磯子。生年月日、昭和20年3月3日。 以上でございます。
○議長(高谷廣君) 理事者から
提案理由説明を求めます。 市長。
◎市長(
先山昭夫君) ただいま提案なりました諮第5号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきましての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、
人権擁護委員の山田磯子氏が平成17年2月28日付で任期満了となりますが、引き続き山田磯子氏を推薦いたしたく提案するものでございます。 本人は人格、識見高く、
人権擁護委員にふさわしい方でございます。どうか慎重ご審議の上、原案にご承認賜りますようお願いいたします。よろしくお願いいたします。
○議長(高谷廣君) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 諮第5号について、簡易採決により、原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、諮第5号については原案のとおり承認いたします。
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△日程11
提案理由説明
○議長(高谷廣君) 日程に従いまして、理事者から提出議案の
提案理由説明を求めます。 市長。
◎市長(
先山昭夫君) 提案をいたしております議案につきまして提案理由の説明を順次行ってまいりたいと思います。 まず、議第47号香芝市
公告式条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、平成9年の行政改革大綱に基づき、公告式の合理化を図るため、条例等の交付並びに工事等の掲示場所について、市内30カ所の掲示板を統廃合し、市役所前の掲示板1カ所とし、また、公布また公表においても本市ホームページ上に掲載する方法等により補完することができるよう、本条例の一部を改正するものでございます。 次に、議第48号香芝市税条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、個人の市民税及び固定資産税の第1期の納期内に全期前納されたときに交付する報奨金について、税収の早期確保と納税者の納税意欲を維持しながら、市中金利の低下など社会経済情勢を考慮いたしまして、交付率の適正化を図るため、本条例の一部を改正するものでございます。 次に、議第49号平成16年度香芝市
一般会計補正予算(第2号)でございますが、本案は歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,815万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ241億922万4,000円とするものでございます。 補正の内容は、老人医療費の増加及び市営火葬場工事請負変更契約に伴う増額補正でございまして、歳出におきましては民生費の社会福祉総務費で3,570万円、医療福祉費で2,500万円、衛生費の火葬場施設費で745万5,000円の補正をお願いいたしております。また、歳入につきましては、歳出の補正に伴います財源を県支出金、繰入金、市債の増額に求めたものであります。 次に、第2表の地方債補正につきましては、火葬場整備事業で550万円の地方債の増額変更であります。 次に、議第50号平成16年度香芝市
老人保健特別会計補正予算(第2号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億1,000万円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億9,635万7,000円とするものでございます。 補正の内容につきましては、歳出につきまして医療諸費を5億1,000万円増額するものでございます。それに伴う歳入につきましては、交付金で2億9,580万円、国庫支出金で1億4,280万円、県支出金で3,570万円及び繰入金で3,570万円をそれぞれ増額するものでございます。 次に、議第51号奈良県
市町村会館管理組合を組織する市町村の変更についてでございますけれども、本案は、市町村合併によりまして、平成17年3月31日付をもって月ヶ瀬村及び都祁村が廃止されることにより、奈良県
市町村会館管理組合から両村を脱退させるための協議として、
地方自治法第290条の規定により、本市の議会の議決を求められているものでございます。 次に、議第52号奈良県
市町村会館管理組合を組織する市町村の変更についてでございます。 本案は、市町村合併によりまして、平成17年9月24日をもって西吉野村及び大塔村が廃止されることによりまして、奈良県
市町村会館管理組合から両村を脱退させるための協議として、
地方自治法第290条の規定によりまして、本市の議会の議決を求められているものでございます。 次に、議第53号
葛城広域行政事務組合規約の一部を改正することでございます。 本案は葛城広域行政事務組合を組織する市町のうち、新庄町及び當麻町が廃止され、その区域をもって組織される葛城市が新たに葛城広域行政事務組合の市町となるため、副管理者の定数を5人から4人に改正するものでございます。 次に、議第54号
奈良広域水質検査センター組合を組織する市町村の変更及び
奈良広域水質検査センター組合規約の一部を改正することでございます。 本案は、奈良市が月ヶ瀬村及び都祁村を編入すること並びに五條市が西吉野村及び大塔村を編入することについて、それぞれ関係する市町村が
地方自治法第7条第1項の規定に基づき奈良県知事に申請されたことに伴い、
奈良広域水質検査センター組合の組織市町村規約及びその変更を行うために、
地方自治法第290条の規定に基づきまして議会の議決を求めるものでございます。 次に、議第55号
香芝市営火葬場リフレッシュ工事請負変更契約の締結でございます。 本案は、平成15年12月19日、議会におきまして議決をいただきました香芝市営火葬場リフレッシュ工事につきまして工事請負変更契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得及び処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 以上、条例及び規約の一部改正、補正予算、工事請負変更契約の締結など9件の議案でございます。何とぞ慎重ご審議いただきまして原案可決賜りますようお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
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△日程12
総括質疑
○議長(高谷廣君) それでは、日程に従いまして、これより
総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定しております議案につきましては、
所属委員会の各議員の質疑はできるだけご遠慮願います。 それでは、
総務文教委員会に付託を予定しております議第47号から議第49号、議第51号から議第53号について
総括質疑に入ります。 藤本君。
◆14番(
藤本みや子君) 香芝市
公告式条例の一部を改正する議第47号でございますけれども、30カ所を1カ所にするのは、市民の知る権利をなくすことにもつながるのではないかと思います。この箇所を30カ所をもっと見やすいような形で改善するのがいいのじゃないかと思いますけれども、その点についてどのようにお考えになっているのか、お伺いいたします。 また、議第48号でございますけれども、香芝市税条例の前納報奨金を5%から3%にするにしましても、市民にとってわずかでも生活の足しにしようとしているもので、納税意欲を裂くことになると思います。総額幾らになるのか、お伺いいたします。 また、議第49号の16年度香芝市
一般会計補正予算で、市営火葬場リフレッシュ工事請負契約のどのような変更か、また、これは他の業者でもできないものかどうか、地元業者に頼むことができないものかどうか、そのどのような内容か。 ああそう、そうですか。そやけど、
一般会計補正予算の中に745万5,000円ぐらいあるわけなんですけれども、これが設計金額の95.5%と、予定価格が97.7%あったわけなんですけれども、やはり高い請負契約であるわけなんですけれども、なぜこのように745万円ぐらい、当初請け負ったところが4億円もお金をかけてやってるのだから、なぜこれぐらいは自分の安くできなかったものか、90%ぐらい落としてもいいぐらいの請負契約であるのに、なぜ香芝市が負担するのか、その点もお伺いいたします。
○議長(高谷廣君) ただいまの藤本議員の1点、2点、3点について。
総務部長、答弁。
◎
総務部長(梅田善久君) まず、議第47号の
公告式条例の関係でございます。 本件につきましては、現在本市におきましては30カ所の掲示板が1カ所ということで、ご質問のように当然箇所数を減らすということにつきましては、確かに事務改善という形であるわけでございますが、しかしながら、県下のそういう
公告式条例の関係、また本市におきましても現実の掲示等につきましては、確かにその掲示板において閲覧されている方が非常に少ないということもございまして、事務改善の一つの方策として実施させていただくわけでございます。しかしながら、そのほかの策といたしましては、当然必要なわけでございまして、私の方といたしましては、まず一つの方法といたしまして、本庁の情報公開室、また市民図書館、中央公民館、また総合福祉会館等のように市民の集まっていただく場所に参考資料でも出させていただいてますように、公示集という形でまとめまして、それらについて閲覧をできるように取り計らっていきたいということと、それからまた、それ以外にも広報、お知らせ板等につきましても、必要なものにつきましては掲載をして、これの補完措置としてやっていきたいということで予定をしとるわけでございます。 次に、税条例の改正の前納報奨金の関係でございます。 これにつきましては、確かに前納報奨金の率を0.5から0.3という形で引き下げをお願いするものでございます。ただ、これらにつきましては、当然非常に厳しい
財政状況の中で、奈良県下におきましても3市が、もう既に廃止されておりまして、他の2市につきましても廃止の方向という形で、来年度及び19年度に予定されておりまして、その辺の状況等を勘案した中で、それと市中金利の低下という形のもので、今回の改正のものにつきましても、当然年利になおしまして0.3という形に引き下げたところで、現実の年利といたしましては3.6%という年利率になるということで、ご理解のほどよろしくお願いしたいと存じます。
○議長(高谷廣君) 3点目は吉田部長。 吉田部長。
◎
市民生活部長(吉田治君) 3点目の今回追加補正をお願いをいたしております件につきまして、745万円のこれらの内訳についてということでございますけれども、今回の火葬場の改修工事でございますけれども、建物につきましては、既設建物をできるだけ利用した中で改修を行うという基本的な考え方で進めさせていただきました。そうした中で、改修計画に当たりましては、もとありました既設建物の設計図をもとに改修計画の設計を行ったわけでございます。 そうした中で、工事を進める傍ら、解体また、はつり等を行ってまいりましたが、既設設計図に載っておらない部分の増幅工事、また、屋根等の部分が必要以上に劣化していることが判明いたしまして、そうしたものの補強工事として今回提案させていただいておるものでございます。ご理解をいただきたいと思います。
○議長(高谷廣君) ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ないようですので、質疑を打ち切ります。 それでは、続いて、民生水道委員会に付託を予定しております議第50号、議第54号、議第55号について
総括質疑をお受けいたします。 芦高議員。
◆6番(芦高省五君) 議第55号について若干
総括質疑に参加したいと、このように思うわけであります。
総務文教委員会の方へ付託される件につきまして、今吉田部長の方から簡単な答弁があったわけであります。いわゆる既設の建物を利用して行うと、工事によって解体していったら、屋根等の部分が非常に劣化してると、だからそういうふうな状態だから745万5,000円の、いわゆる変更契約をしたんだと、これを奥村組と締結したいと、だからこれを認めてくれと、こういうふうな議案が議第55号であると、このように思うわけなんです。 それで、2点だけ聞いておきたいんやけど、一つは、ご存じのように非常に長期にわたる不況が続いているという状況のもとで、もし中小の業者がずっとこういうような仕事をしておったら、果たしてその業者に引き続きさせるのかどうかと、だから、言いたいのは、ゼネコンの奥村組だから、いわゆる請負変更契約を締結すると、引き続きやったのではないかと、奥村組だから認めるようになったのではないかというのが一つと、もう一つは、この745万5,000円ぐらいの工事であれば、中小にとっては大変大きな工事だと思うわけでありますけれども、地元の業者に仕事をさせていくと、これこそまさに、いわゆる地域経済活性化につながるのではないかと、このように思うわけなんです。 だから、結果として奥村組、入札、そらまあ入札やから、それはそんでいいと思うんやけど、やはりこういうときこそ地元の業者を優先させてでも仕事をしてもらうという方が大事ではないのかと思いますねんな。だから、その辺のところ、簡単に答えていただいたら結構やと思います。
○議長(高谷廣君)
総務部長。
◎
総務部長(梅田善久君) ただいまご質問でございますが、本市におきましては、当然年度ごとに契約をしまして、変更が生じる場合におきましては変更契約というのがございまして、15年度の状況におきましても、一応発注事業の中で45件分につきまして変更させていただいております。それらの大半につきましては、市内業者が相当数含まれているということで、ご理解のほどお願い申し上げます。
○議長(高谷廣君) ほかに。 中川君。
◆10番(
中川廣美君) これは奥村組となってるけど、奥村組に限らず、ゼネコン発注されていると。ほな、発注されてる仕事自体がとんでもない大きなものでしたら、それはまたわかるんですけども、この市内業者、特定市内業者でしたら大体できるような仕事ばっかりで、それでゼネコン発注されていると、何のためにゼネコン発注されてるんか、その辺ちょっと教えてください。
○議長(高谷廣君) 吉田部長。
◎
市民生活部長(吉田治君) 今回のリフレッシュ工事につきましては、総合大手10社によります競争入札でさせていただきました。 と申しますのは、既設建物、既設炉、そうしたものがございまして、そうしたもののやはり改築、改造につきましては、それだけの技術提供が必要ではなかろうかという判断の中で、総合ゼネコン10社による競争入札をさせていただいたわけでございます。ご理解をいただきたいと思います。
○議長(高谷廣君) 中川君。
◆10番(
中川廣美君) このぐらいの建物の構造のもんを直したりするぐらいでしたら市内業者で十分できるわけですやんか、何もそんなゼネコンでなかっても、こんなわずかな小さいもんですやろ。それを何でゼネコン発注されてるんかと聞いてるんです。市内業者でできますやん、こんな小さいもん。それと、この業者が全部自分でやるんなら別ですけど、これ特定建設業と一緒で、よそからみんな呼んでくるんでしょう、専門家を。監督者として立ってるだけですやんか。これ以前ももう一つ、五位堂第二区画整理も同じようなことやってますやろ、設計変更やいうて。その仕事してるブル見てみなはれ、奥村組と書いたブル1台もありまへんで。市内業者のブルばっかりですやんか。だからできるということですやろ。そやから、何のためにゼネコン工事を発注されるんか、その辺しっかり答えてください。
○議長(高谷廣君) 吉田部長。
◎
市民生活部長(吉田治君) 火葬場といいますと、やはり特殊なものでございます。一日たりとも、とめるわけにいかないわけでございます。そうしたことから、やはり当然、後のそうした保証、またメンテ、そうしたものに充実をしていただくためにという考えから、ゼネコンに発注をさせていただいてわけでございます。
○議長(高谷廣君) 中川君。
◆10番(
中川廣美君) これはさっきから言うてるように特殊なもんであっても、何も看板を契約したとこがやってるわけじゃないですやんか。さっきから言うてるように、よその会社ですやんか、皆やってるの。そやから、香芝市の特定の営業者でもできることはできるんですやん、こんな簡単なことでしたら。説明になってませんやん、それ。何のためにゼネコン呼ぶんか。香芝市の市内業者に特定建設業を持ってるところは一個もないねんという答弁でしたらわかります。あんねんやから、そやから聞いてますのや。何で呼んでますの。
○議長(高谷廣君) 吉田部長。
◎
市民生活部長(吉田治君) 先ほども申し上げましたように、当然のことながら、市内にそういう業者の方もおられるかとは思います。しかし、我々といたしましては、火葬場という一つの物体をつくり上げていく中で、当然のことながら、やはり将来にわたってメンテ的なもの、そうしたものが充実をしていかなければならないという観点から、今回そのような形でさせていただいたわけでございます。
○議長(高谷廣君) 中川君。
◆10番(
中川廣美君) 同じことしか返ってきませんけど、ただ、言わんのは信頼性のある、十分な予備知識のある、安全でできるということを言いたいと思いますねんけど、逆にそこまでの業者でしたら、こんな屋根ぐらいのことは見て当然ですやろ。屋根が老朽化してたいうて、十分にそんなぐらいわからんような業者やったら呼ぶこと要りませんのやないか。言うてることとしてることと全然違いますやないか、これ。何のために呼ばれてますの。
○議長(高谷廣君) これは付託しますので、今中川君が言うてる質問に対しまして、質疑に対しまして民生水道委員でまた審議していただきたいと思います。よろしいか。 ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。
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△日程13
委員会付託
○議長(高谷廣君) 日程に従いまして、
委員会付託を行います。 議第47号から議第49号、議第51号から議第53号については
総務文教委員会に、議第50号、議第54号、議第55号については民生水道委員会にそれぞれ付託をすることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、それぞれ各委員会に付託することに決します。 ここで暫時休憩いたします。 午後2時57分 休憩 午後3時32分 再開
○議長(高谷廣君) 休憩を閉じて再開いたします。
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△日程14 意見書第6号
○議長(高谷廣君) 続きまして、日程に従いまして意見書第6号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 事務局。
◎
議会事務局長(和田善雄君) 意見書第6号
郵政事業の民営化に反対を求める意見書(案)。 上記の議案を、
地方自治法第99条の規定により、次のとおり議決を求める。 平成16年12月8日提出。 提出者、香芝市議会議員西浦秋男。 賛成者、香芝市議会議員田中保、香芝市議会議員田中信好、香芝市議会議員
中川廣美、香芝市議会議員芦高省五、香芝市議会議員河杉博之。 以上でございます。
○議長(高谷廣君) 提出者から
提案理由説明を求めます。 3番西浦君。
◆3番(西浦秋男君) それでは、ただいま議長のお許しをいただきましたので、
郵政事業の民営化に反対を求める意見書(案)を朗読させていただいて提案とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 日本郵政公社は、国営の新たな公社として郵便、郵便貯金、簡易生命保険の各業務及び郵便局等の施設を活用して行うその他の業務を総合的かつ効率的に行うことを目的として、平成15年4月1日に発足し、ようやくその緒についたばかりであります。 日本郵政公社においては、国民の日常生活に必要不可欠な郵政3事業の生活基盤サービスを一体的に提供し、加えて全国均質サービスを確保しつつ、効率的な経営とよりよいサービスの提供に努めています。 しかし、先般、政府の経済財政諮問会議は、郵政民営化問題について連絡協議会を設置し、平成16年4月26日、中間報告を発表、郵政民営化は避けて通れない改革であるとしています。 つきましては、下記の理由により、現在の国営の公社形態を支持し、構造改革の名のもとに行われようとしている
郵政事業の民営化に反対します。 記。 1、
郵政事業は、全国に展開された約2万4,700の郵便局ネットワークを通じ、国民生活に最も身近な国営の機関として広く公平なサービスを提供しています。全国均一の料金で利用できる郵便をはじめ、簡易貯金の預け払い、年金の受け取り、国庫金の受け払い、簡単な送金、さらには簡易保険の取り扱いなど、一つの郵便局でむだなく効率よく利用でき、都市部と地方とのサービスの格差もなく、国民にとってこれからもなくてはならない存在であります。 2、一部の地域では、郵便局において住民票、印鑑証明の交付等行政のワンストップサービスの取り扱いも行われているほか、地域住民の交流の場としても活用され、国民生活の安定と福祉の増進に役立っています。 3、競争原理に基づいた
郵政事業の民営化が行われ、収益向上の採算性を重視したものとなれば、都市部、地方を問わず、不採算地域においては郵便局の廃止や各種の料金値上げも想定され、全国均質サービスの継続的な維持が困難になるなど、都市部の郵便局削減は地方切り捨てにもつながります。 4、日本の社会資本の整備は未だ十分とは言えず、郵便貯金や簡易保険の資金はその原資として危機的状況を抱える国家財政に対し、これからも貢献できるものであります。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 平成16年12月8日。 奈良県香芝市議会。 以上でございます。
○議長(高谷廣君) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案について
委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、
委員会付託を省略いたします。 お諮りいたします。 本案について簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、意見書第6号については原案のとおり可決いたします。
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△日程15 意見書第7号
○議長(高谷廣君) 続いて、日程に従いまして、意見書第7号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 事務局。
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議会事務局長(和田善雄君) 意見書第7号
人権侵害救済法の
早期制定を求める意見書(案)。 上記の議案を、
地方自治法第99条の規定により、次のとおり議決を求める。 平成16年12月8日提出。 提出者、香芝市議会議員田中保。 賛成者、香芝市議会議員田中信好、香芝市議会議員西浦秋男。 以上でございます。
○議長(高谷廣君) 提出者から
提案理由説明を求めます。 19番田中君。
◆19番(田中保君) それでは、議長の許可をいただきまして、意見書第7号
人権侵害救済法の
早期制定を求める意見書(案)について、
地方自治法第99条の規定により提案をいたしたいと思います。議決をしていただくために意見書(案)の提案理由の説明をさせていただきます。 人権が侵害された被害者を救済する法制度の確立を求める広範な運動によって、第154通常国会に人権擁護法案が上程されました。しかし、独立性、実効性の保障という観点からして、重大な問題を持つ同法案を成立させてしまうことへの危惧から、抜本修正を求める広い世論に押されながら、4度の継続審議扱いの後、昨年10月の衆議院解散によって自然廃案となったわけであります。 しかし、真に独立性、実効性が保障された国内人権救済制度を確立することは急務の課題であります。差別、偏見、虐待などにより、精神的、肉体的な苦痛を受けている人々が現実に社会に多くいます。日本国内の状況を改善すべく、国連人種差別撤廃委員会、女性差別撤廃委員会等の国連人権諸条約機関も日本政府に対し勧告をしていることは事実でございます。 政府として、
日本国憲法で保障された基本的人権の尊重、これらを遵守し、同時に国際的な責務を果たすために、1993年に国連総会で日本政府も賛成し採択された国際的な合意事項である国内人権機関の地位に関する原則(パリ原則)に基づく人権機関が設置され、人権救済制度が確立されるべきであります。 そのためにも、下記の諸点に留意し早期に
人権侵害救済法が制定されるよう、強く求めるものであります。 一つとしては、政府機関からの独立性を確保するためにパリ原則を踏まえ、創設する人権委員会を内閣府の外局として設置すること。 一つとして、人権侵害の被害救済が迅速かつ効果的に実施されるよう、実効性を確保するために、少なくとも都道府県ごとに地方人権委員会を設置すること。 一つとして、国や都道府県において設置される人権委員会の委員及び事務局は、それぞれの人権委員会が多様性、多元性に配慮して、人権問題、差別問題に精通した人材を独自に採用すること。 一つとして、人権委員会は、マスメディアの取材あるいは報道に対する規制、さらには、さまざまな人権団体の取り組む自主的な活動への不当な妨害をすることなく、十分な連帯をとりながら活動すること。 一つとして、
人権擁護委員制度については、抜本的な制度改革を行い、国、都道府県に設置される人権委員会と十分連帯を取りながら、地域での効果的な活動ができるようにすること。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 提案にかえる次第でございますが、委員各位のご賛同をよろしくお願いを申し上げます。
○議長(高谷廣君) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたします。 芦高君。
◆6番(芦高省五君) 今
田中保議員の方から、この
人権侵害救済法の
早期制定を求める意見書(案)の趣旨説明がなされました。 言われておりましたように、いわゆる154通常国会では人権擁護法案というのが上程されたわけでありますけれども、4回の
継続審査の後、昨年10月の衆議院議員選挙により自然廃案となったというふうに言われております。今回、記として1番から2、3、4、5と、5点についてこうしてほしいという意見書であるというふうに思うわけでありますけれども、私いろいろとこの辺のことに関して勉強も若干したわけでありますけれども、問題点として3つあるのではないかと。 一つは、人権救済機関の独立性の欠如であり、2つ目として、報道機関や国民の言論、表現に介入するものであるのではないかと、そして3つ目として、いわゆる職場の人権侵害は放置したままになっておるのではないかというふうなように思うわけであります。 だから、提案者の
田中保議員にその辺のところはどうなんかということをお聞きしたいなあということで質疑させてもらっております。よろしくご答弁お願いします。
○議長(高谷廣君) 田中君。
◆19番(田中保君) ただいま芦高議員から
人権侵害救済法、これらの
早期制定について質問をいただいたわけでございます。 お説のように、154通常国会の中で上程され、4回にわたっていろいろ審議をされたわけでございますけれども、10月に衆議院が解散、したがいまして、これは自然廃案、これはもうやむを得ない状況でございます。 お説のように、人権救済に対して5つの問題の中に具体的に入っていないではないかと、こういう指摘もされているわけでございますけれども、これは私は先ほど説明いたしましたように、1993年に国連総会で、これは日本政府も賛成し採択された国際的な合意事項でございます。いわゆるパリ原則、これは国内人権機関の地位に関する原則に基づくこれらの人権機関が設置されて、そして人権救済制度が確立されるべきである。5つの具体的な問題について提起をしているわけでありますから、この中で、言われるようにマスメディアに対する言論等々の問題等については総括をされる。したがって、芦高議員が言われているような、そのような、いわゆるどういいますか、人権に対するいろんなマスメディアのいろんな活動が阻害される、そういうようなことはないと、このように確信をしているものであります。よろしくお願いいたします。
○議長(高谷廣君) ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ご質疑ないようでございますので、お諮りいたします。 本案について、
委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、
委員会付託を省略いたします。 お諮りいたします。 本案について簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(高谷廣君) 芦高君。反対討論、
委員会付託。
◆6番(芦高省五君) 反対討論。 (「この場でええんちゃうん」との声あり) 反対討論ですねん。
○議長(高谷廣君) 委員会省略も言うたわけやで。